|
|
「一つひとつ手作業で作るので、量産はできないんです」と末廣明子専務(57)。竹炭の脱臭効果や空気清浄作用に着目し、5年前から竹炭枕を販売。ロングタイプは入院中の知人の子どものために手掛けた試作品を改良し昨年、商品化した。
長さ90センチ。一見したところ枕には見えないが、そこがオリジナル。一人で抱き枕として使ってもいいし、二人並んで頭を乗せてもいい。
感触や高さなど、試行錯誤を重ねた。中味は竹炭とそばがらが半々で、重さは2200グラム。赤ちゃんよりやや軽めのこの重量が、ちょうど安定感があるのだという。片方の端には取っ手を縫い付け、サッと干せるようにした。清潔さを保つための配慮だ。
不眠がちの人やストレスの多い人にも好評で、お見舞い用に買い求める人もいるという。「枕を抱っこすることで気持ちもいやされる。『よく眠れるようになった』なんて話を聞くと励みになります」と末廣さん。ロングタイプ5000円。
(熊本日日新聞 平成14年10月30日夕刊より抜粋) |